
WordPressのプラグインって凄くたくさんあるけれど、いったいどれを入れたらいいのかわからない。本当に必要なプラグインや便利な機能のプラグインを教えてほしい。
こんなお悩みを解決します。
この記事の内容
●プラグインを導入する時の注意点
●セキュリティ対策用プラグイン
●ページ表示速度高速化プラグイン
●便利なプラグイン
WordPressには本当に数多くのプラグインが存在します。正直僕も無数にあるプラグインの8割、9割は把握できていません(笑)
今回は導入必須のプラグインやセキュリティ対策のプラグイン、これあるとめちゃ便利!というプラグインなど14選をお伝え致します。
約8年10ヶ月ブログ運営してきた僕だからこそわかる、選び抜いたプラグインを紹介するので是非参考にしてみてください。
プラグインを導入する時の注意点


WordPressプラグインをインストールする前に気をつけておくべき点があります。WordPressプラグインは携帯アプリのように色々なものを追加して、さまざまな機能を使うことができます。
便利なプラグインが多いのでついアレコレとインストールしたくなりますが、プラグインをたくさん入れるとプラグイン同士が干渉し不具合を起こすケースや、サイトの読み込み速度が遅くなるケースもあります。
プラグインの入れすぎによるデメリット
●プラグイン同士が干渉し不具合が生じる
●サイト読み込み速度が遅くなる
●セキュリティリスクが上がる
●更新メンテナンスが面倒になる
上記のデメリットがあるので便利だからといってたくさんプラグインをインストールするのは止めましょう。
人それぞれではありますが、ブログ運営で必要なプラグインとしては最大で15個くらいにしておくことをおすすめします。



僕はプラグインの入れすぎにより、急激にサイト表示速度が遅くなったことがあるよ。
WordPressプラグインを導入する目的と種類


WordPressでプラグインを導入する目的ですが、WordPressの機能的に弱い部分を補完するためと、作業効率アップやリスク回避するためです。
WordPressの機能を強化するプラグインは、どのサイト運営者も導入している必須のプラグインです。
セキュリティ対策用のプラグインやリスク回避するためのバックアッププラグインなどは、今後ブログ運営を続けていくなら必ず導入したいプラグインです。
導入必須のプラグイン
●セキュリティ対策用プラグイン
●バックアップ用プラグイン
●SEO対策用プラグイン
●ページ表示速度高速化プラグイン
最近ではプラグインを導入せずとも同様の機能を持ったテーマがあります。プラグインは少ない方が不具合が少なくなりますし、サイト表示速度の低下も防げます。
さらに導入必須のプラグインをインストールした上で同等の機能を持ったテーマを利用した場合、同じような機能同士がぶつかり合い、不具合が生じる場合もあります。
あると便利なプラグインですが、必要に応じて導入すると作業効率がアップします。
便利なプラグインといえばこんなプラグインがあります。
便利なプラグインって凄くたくさんあるので、ついついたくさんインストールしてしまいますが、冒頭でもお伝えしたように、サイト表示速度落ちや不具合が出る可能性があるので、必要に応じてインストールしましょう。



そう言っている僕も14個は導入しているし、便利なプラグインって本当にたくさんあるから、めっちゃ悩むな〜w



前は20個以上導入してたしね。
目的別WordPressプラグインおすすめ14選


セキュリティ対策用プラグイン
サイトを保護するバックアップ専用プラグイン【UpdraftPlus】


バックアップの重要性といえば、大切なデータが消えないようにするためです。
ブログの場合は、一生懸命書いた記事が何かの原因で消えてしまうことを回避するためです。
例えば、ブログで数万円、数十万円、人によっては数百万円稼いでいる人もいるでしょう。
そんなブログが一瞬で消えてしまうなんて恐ろしいことが起きることもあるんです。
最悪な事にならないようにバックアッププラグインは必ず導入しましょう。そこでオススメするのが【UpdraftPlus】というプラグインです。
UpdraftPlusの主な機能は以下の通りです。
『UpdraftPlus』主な機能
●1クリックでバックアップや復元が可能
●各種様々なクラウドストレージと連携しデータの保存先の選択が可能
●自動バックアップの頻度や回数が指定が可能



僕はWordPressが消えてしまった過去があるので、身に沁みています。頑張って書いた記事が消えるのは挫折するのに十分な威力があるので、必ず「UpdraftPlus」プラグインは導入しましょう。
WordPressのセキュリティを強化するなら【SiteGuard】


WordPressの管理画面やログイン画面は悪意のある第三者から攻撃されているのをご存知でしょうか?
WordPressがウイルス感染してしまった・・・・いやいやそんなことあまりないでしょ?って思うかもしれませんが、セキュリティが弱ければウイルス感染してしまいます。
僕は過去にブログがマルウェアに感染したことがあり、ウイルス除去をするのに専門業者に依頼し莫大な費用がかかった過去があります。
他人事のように思ってしまうかもしれませんが、あなたのWordPressも常に外部から攻撃を受けているのです。
そこでWordPressのセキュリティ強化をするために、SiteGuard WP Pluginを導入しましょう。
SiteGuardの主な機能は以下の通りです。
SiteGuardの主な機能
●不正ログインの防止
●管理ページ(/wp-admin/)への不正アクセスの防止
●スパムコメントの防止
WordPressの乗っ取り防止のプラグイン【Edit Author Slug】


この【Edit Author Slug】というプラグインですが一体どんなプラグインかというと『乗っ取り防止』をするためのプラグインです。
今の時代WordPressを利用してサイト運営している人が非常に多くなっています。それに伴いワードプレスの乗っ取り被害やウイルス感染が増えています。
僕は安易なセキュリティ対策をしていたせいで、過去にWordPressがウイルス感染してしまいました。
実はWordPressは意図せずにIDが他人に漏れてしまう設計になっています。何も対策をしていないサイトの場合、管理者のログインIDが丸見えになってしまいます。
そこで【Edit Author Slug】のプラグインを使うことで、管理者ログインIDを隠すことができます。被害が出る前に【Edit Author Slug】プラグインを導入しましょう。
Edit Author Slugの主な機能
●ユーザー名を漏洩しない仕様に変更可能
●任意のユーザーIDにカスタムできる
ページ表示速度高速化プラグイン
画像圧縮・最適化で表示速度を改善【EWWW Image Optimizer】


ブログやサイトのページ表示速度が遅くなる主な原因は画像ファイルのサイズが原因です。
サイト表示が3秒以上遅くなると検索ユーザーは離脱して違うサイトに移ってしまいます。
サイト表示スピードが遅いと離脱率が高くなるだけでなく、検索順位が下がると言われます。
そうならないために、画像ファイルを圧縮したり最適化をしたりすることで、ブログのページ表示速度が遅くなることを防げます。
EWWW Image Optimizerの主な機能は以下の通りです。
キャッシュの一括処理ができるプラグイン【WP Fastest Cache】


WP Fastest Cacheというプラグインですが、一度訪問したサイトのデータを一時的に保存し表示速度を上げる仕組みです。
キャッシュ系のプラグインは他にもたくさんありますが、バグの報告が少なく簡単な設定で使えるということで、僕は導入しました。
ただし!キャッシュ系プラグインを導入する前には必ずバックアップを取ってから導入するようにしましょう。



キャッシュ系プラグインを導入する場合は、必ずバックアップをするようにしてください。
なぜなら、キャッシュ系プラグインを導入後、サイトデザインが崩れたりサーバーエラーが出たりとトラブルになる可能性があるからです。
WP Fastest Cacheの主な機能
●読み込み時間を短縮する機能
●キャッシュを項目ごとに管理・削除が可能
●日本語表示に対応
画像遅延読み込みできるプラグイン【a3 Lazy Load】


最近のサイトやブログは文章だけでなく画像も随所に使った長い記事が非常に増えていますよね。
こうした画像がたくさんあるページを表示する時に、最初に記事内の画像を読み込むと凄く遅くなります。
そこで表示速度をできるだけ遅くしないようにするために、画像の遅延読み込みをします。
a3 Lazy Loadを使うと簡単に画像の遅延読み込みができるので、導入をオススメします。
a3 Lazy Loadの主な機能
●遅延ロードを適用する画像やページを自由に選択可能
●動画の遅延ロードに対応
●画像を読み込む時のエフェクトが付けられる
●JavaScriptのフッター読み込み
便利なプラグイン
旧エディターに戻せるプラグイン【Classic Editor】


WordPressは2018年12月に新エディター『Gutenberg(グーテンベルグ)』が登場しました。
今までのバージョンから操作や画面が一新されリリースされた『Gutenberg(グーテンベルグ)』でしたが、僕個人的な意見ですが『とにかく違和感ありまくり』でした。 これは僕だけでなく多くのブロガーも・・・・・
●使いづらい
●慣れるまで大変
●前のエディターがいい
など、あまり評判が良くありませんでした。
そこで以前のエディターを使えないだろうか?と思った時に『Classic Editor』を見つけました。
この『Classic Editor』は多くの人が利用しているようで、有効インストール数が5百万以上にもなっています。


utenberg(グーテンベルグ)』が使いづらく執筆に時間がかかるようなら『Classic Editor』を利用してみましょう。
※ただし、Classic Editor(クラシックエディター)の公式サポートは2021年12月31日までになっているので『Gutenberg(グーテンベルグ)』が使えるように練習もしておくと良いですね。
WordPressのお問い合わせフォームプラグイン【Contact Form 7】


Contact Form 7プラグインは、自分のサイトに簡単にお問い合わせフォームを設置できるプラグインです。
サイト運営をするならお問い合わせフォームは必ず設置しましょう。なぜなら、サイト運営者にASP・広告代理店などからメールが届くことがあるからです。
アフィリエイトで条件の良い案件があったとしてもASPが問い合わせできず、せっかくのチャンスを逃してしまうなんてことがあるからです。
機会損失をしないようにContact Form 7で、お問い合わせフォームを設置しましょう。
リンク切れを自動でチェック&修正してくれるプラグイン【Broken Link Checker】


Broken Link Checkerはサイト内のリンク切れをお知らせしてくれるプラグインです。
リンク切れは訪れてきた訪問者をガッカリさせるだけでなく、検索エンジンの評価が下がる可能性があります。
特にアフィリエイトリンクは広告によって急に停止になったりするのですが、記事数が増えるとリンク切れしていることにすら気づかず放置してしまうこともあります。
サイト訪問者の利便性を損なわないように、自動的にリンク切れを報告してくれるBroken Link Checkerをオススメします。
ブログのビジュアルエディタを拡張できるプラグイン【TinyMCE Advanced】新エディター対応


TinyMCE Advancedというプラグインですが、簡単に説明するとビジュアルエディタの機能を拡張することができるプラグインのことです。
WordPress単体でもビジュアルエディタで使用できる機能は備わっているのですが、ちょっと物足りない感じです。
なので、このTinyMCE Advancedプラグインを使用して、利用できる機能を増やしましょう。
目次を自動生成できるプラグイン【Easy Table of Contents】


Easy Table of Contentsは目次を自動で生成できるプラグインです。
記事に目次があると全体像を把握しやすくなりますし、訪問者が気になる箇所だけを確認することができるので、ユーザービリティも向上します。
さらに、目次を入れるとGoogleの検索結果に表示されます。
つまり目次を生成することでSEO効果もあるので目次プラグインは導入することをオススメします。
記事内容を一括置換できるプラグイン【Search Regex】


Search Regexプラグインは投稿した記事の内容を一括置換することができるプラグインです。
記事の本文だけでなく、リンクの置換もできるので非常に使い勝手のよいプラグインです。
特にアフィリエイトを行っているサイトだと、ASPから記事の修正依頼が来ます。しかも期限内に修正してくださいと言われることもよくあるのですが、記事数が数百とかあると修正だけで相当な労力と時間がかかってしまいます。
ですが、Search Regexプラグインを使うと一瞬で変更したい文字列やリンクを置換することができます。



使ってみるとわかるけれど、めっちゃ便利なプラグインなんだよね。
成約数をアップさせるプラグイン【Blog Floating Button】


ブログで稼ぎたい!と思っている人には非常にオススメのフロートボタン。
ただ、フロートボタンを作るのってCSSなどの専門知識が必要で素人にはかなりハードルが高いです。
僕もフロートボタンが欲しいと思っていた時に見つけたのがWeb業界で大きな影響力を持つ『なかじさん』が開発したBlog Floating Buttonというプラグイン。
しかも無料で使えるという太っ腹。当ブログでもBlog Floating Buttonは実装済みなので、どんなフロートボタンなのかは確認して頂けるとわかります。
なかなか収益化に繋がらないとお悩みの場合は、Blog Floating Buttonプラグインを導入してみてデータ分析してみるのもオススメです。
短縮URLを簡単に作成できるプラグイン【Pretty Links】


Pretty Linksは短縮URLを拡張できるプラグインです。
Pretty Linksの使い方としてはアフィリエイトで活用すると役立ちます。
ライバルサイトがどんな商品をどのASPで扱っているのかを確認する場合、リンクにマウスを乗せることで実はわかってしまいます。
ASPがわかったところで何?と思われるかもしれませんが、稼いでいる案件がわかるということは、ライバルが増えるということです。
ライバルが増えると稼ぎにくくなるので、どんな商品がどのASPを利用しているのかをわからないようにするのも必要です。
さらに短縮URLにすることで、クリック率も測定できるので、アフィリエイトリンクへの誘導が上手くできているのかどうかを確認することもできます。
目的別WordPressのおすすめプラグイン14選【SEO対策・高速化・便利系】|まとめ
WordPressで導入必須のプラグインや便利なプラグインなどを紹介してきました。
僕がオススメする14選のプラグインを表でまとめてみました。
種別 | プラグイン名 | 概要 |
---|---|---|
導入しておきたいプラグイン | WordPressSEO対策プラグイン | |
UpdraftPlus | サイトを守るバックアップ機能 | |
SiteGuard | WordPressのセキュリティを強化するプラグイン | |
Edit Author Slug | サイトのユーザー名の漏洩防止プラグイン | |
WP Fastest Cache | キャッシュの一括処理ができるプラグイン | |
EWWW Image Optimizer | サイト表示速度改善・画像圧縮や最適化するプラグイン | |
a3 Lazy Load | 画像遅延読み込みできるプラグイン | |
便利なプラグイン | Classic Editor | 新エディターから従来のエディターに戻すプラグイン |
Contact Form 7 | お問い合わせフォーム作成ができるプラグイン | |
Broken Link Checker | リンク切れを自動でチェック&修正してくれるプラグイン | |
TinyMCE Advanced | ブログのビジュアルエディタを拡張できるプラグイン | |
Easy Table of Contents | 目次を自動生成できるプラグイン | |
Blog Floating Button | 成約数をアップさせるプラグイン | |
Search Regex | 記事内容を一括置換できるプラグイン | |
Pretty Links |
短縮URLを簡単に作成できるプラグイン |
本記事で紹介してきたプラグインは、現在僕も使用しているプラグインです。本記事で紹介したプラグインを導入しておけばブログ運営で困ることはありません。
ただ、WordPressプラグインにはまだまだ便利な機能を持ったプラグインがたくさんあります。あなた好みのプラグインを導入してブログ運営に役立ててみてください。