もうすぐ小学校に上がるがるお子さんをお持ちのご家庭では、ランドセルの購入を検討していると思いますが、ぶっちゃけランドセルの価格もピンからキリまであるので、一体どのくらいの価格のランドセルを購入すれば良いのかと、お悩みのご家庭もあるのではないでしょうか?
ピンからキリまであるランドセルだからこそ、知っておきたいのがランドセルの平均相場だと思います。
そこで本記事では、ランドセルの平均相場を調査してみました。高級ランドセルと安いランドセルの価格も調べてみましたので、是非参考にしてみてください。
目次
ランドセルの平均相場は?価格の違いはどこから?
ランドセルの平均購入価格は4万円台です。1番人気は40,000円~49,999円の価格帯で、7割近くの人が3万円台〜5万円台までのランドセルを購入しているようです。
『日本鞄協会ランドセル工業会』のホームページに具体的なデーターがありました。

上の画像を見るとわかる通り、4万円~5万5千円位のランドセルを購入しているご家庭が圧倒的に多いことがわかります。次に5万5千円から6万5千円くらいの価格帯のランドセルを購入しているご家庭が多いことがわかりますね。
一番購入率が高い4万円~5万円台ですが、フィットちゃんや天使の羽などの有名ブランドを購入することができるので、この平均相場になっているのではないかと思います。
ここ最近では、親御さんが購入する以外に祖父母がプレゼントすることも多いので、
高級なランドセルを購入するケースも増えています。その分予算もアップする傾向にありますね。
さらに、ここ数年は『オーダーメイド』のランドセルを選ぶという人も少なくありません。こちらの記事でもオーダーメイドのランドセルを購入したというご家庭のアンケート結果もありますので、あわせて読んでみてください。

オーダーメイドの場合は、子供の好みに合わせた組み合わせやデザインなどで作ることができるので、ランドセルも多様化しています。もちろん、オーダーメイドは価格も高めなので、予算に余裕がある家庭に好まれています。
ランドセルはやはり高い!?安いものと高級なものの違いとは?
ランドセルの価格を見ると数万円は必ずします。家計を預かる奥様にしてみればビックリする価格ですよね。
わかってはいたけれど、いざ購入時期に差し掛かると、『どうせ6年間もしっかりランドセルを使わないでしょ?だったら、ワンランク下のランドセルでもいいんじゃないの?』なんて思ったりもしませんか?

そこで、なぜランドセルによって高級なものや安いものがあるのか、3つの価格帯に分けて違いを解説していきます。
大枠でザックリ分けてみましたが、おおよそこの3つに分類されます。
- 低価格のランドセル(4万円以下)
- 平均的なランドセル(4万円〜6万円)
- 高級なのンドセル(6万円以上)
ランドセルは値段と品質は比例します。平均的なものよりも高いものになってくると、耐久性に加えて、使いやすさ・高級感・フィット感などがプラスされていきます。
低価格のランドセル(4万円以下)
低価格帯のランドセルの特徴とは・・・・・
- 安価な素材を使っている
- 人工皮革で軽量タイプが多い
- 修理保証が無いものが多い
- 展示品や型落ち品
ここ最近では合成皮革の技術も進歩してきたので、以前のように『合成皮革=安い=良くない商品』とは決して限りませんが、本革や良質な『クラリーノ素材』に比べると、やはり耐久性では落ちます。
ランドセルの中では低価格の部類に入る4万円以下のクラスですが、商品としては最低限の品質は保っています。もちろん商品の中には当たり外れがあるので、6年間使用しても壊れない商品もあればその逆もあります。
ただ、元気な男の子の場合は6年間持つのか?と言われると、買った商品によるのでなんとも言えないですが、以下の項目をチェックしておけば、例えばランドセルに不具合があった場合でも納得できる範囲ではないかと思います。
- 壊れた場合の保証はあるのか?
- 防水、撥水加工はされているのか?
- 背中部分の通気性(ムレやすい部分の)は大丈夫か?
- A4サイズの収納に対応しているか?
ちなみに、3万円台で購入できるランドセルといえば『イオントップバリュ』です。
イオンの『トップバリュ』は「商品開発から物流、販売まで自社プロデュース。‟基本品質のすべてを見直し、本当によいものを、お求めやすい価格に”」というのがコンセプトなのです。

一般的なランドセル(4万円〜6万円)
4万円~6万円台のランドセルは一般的な価格のランドセルと言えるでしょう。上記でもお伝えしましたが、フィットちゃんや天使の羽などの有名ブランドを購入することができるので、この平均相場になっているからです。
そして、この価格帯のランドセルだと機能面でも高いものが多いです。特徴としては以下項目に注目です。
- 人工皮革や牛革の素材が多い
- 定番デザインから流行のデザインまで豊富
- 国産品・職人の手縫いで丈夫
- 使いやすさや通気性なども合格点
更にこの価格帯になると、革の宝石と呼ばれる美しく貴重なコードバン(馬の革)など高価な天然の皮を使用したランドセルなども視野に入ります。
人気ブランドのフィットちゃんのコードバンランドセルは、背負い心地や丈夫さ・快適性など、フィットちゃんの基本機能はもちろん搭載し、高級感と機能性を兼ね備えています。

高級ランドセル(6万円以上)
この価格帯のランドセルになると、工房系と呼ばれる鞄専門メーカーで発売されるランドセルで、基本的に牛革、ヌメ革、コードバンなどの希少な天然皮革が使用されています。
更に手縫いにこだわり、縫合は丈夫な上に長持ちで壊れにくい作りとなっています。特徴としては以下項目に注目です。
- 牛革やコードバン(馬の革)など高価な天然の皮
- 国産品・職人の手縫いで丈夫で長持ちする
- 使いやすさや通気性なども一級品
- 高いデザイン性
- オーダーメイドで作れるもが多い
そして驚きなのが、この価格帯だと高くて手が出る人は限定されてしまい、そこまで商品として売れないのでは?と思ってしまいがちですが、実は10万円前後のものでも夏休み前に売り切れることもあるというから驚きです。
ちなみに、6万円以上の高級ランドセルを紹介すると、セイバン HOMARE アンティークコードバンなどの高級ランドセルがあります。
セイバン HOMARE アンティークコードバン

革の宝石と呼ばれるコードバン。牛革の2~3倍の強度を持ち、希少性の高い高級革コードバンをカブセに使用した、ワンランク上の本革ランドセルです。更には、セイバン独自の「天使のはね」などの機能も搭載しています。
ミキハウス クラリーノタフロック ダブルB

こちらのミキハウス クラリーノタフロック ダブルBの価格は、なんと!11万円を超えます。ちょっと驚きの価格ですが、アンティークゴールドのパーツでダブルBらしいカッコイイデザインに仕上がっているのが良いですね。
ブランドランドセルの平均価格は?
上記の価格帯をまとめると以下の価格帯になります。
4万円以下~・・・・・イオンやニトリなどのプライベートブランド
4万円以上~6万円・大手メーカーの標準モデル、工房系メーカー、百貨店コラボメーカー
6万円以上~・・・人気ブランド&素材がコードバンなどの高級なランドセル
大枠ですが、この部類に分かれるかと思います。もちろん細かく分類するとまだまだ色々な情報をお伝えしなければならないのですが、非常に長くなってしまうのと、結局どれがどうなの?と把握しずらくなってしまうので、この3つに分けさせて頂きました。
ランドセルの平均相場とは?高級と安い価格を調査!|まとめ
ランドセルの平均相場や価格の違いについてお伝えしてきました。ランドセルの平均相場は一体どうなの?という疑問が少しでも解消できたでしょうか?
今、人気なランドセルの価格帯や相場は下記のようになっています。
- 1位 5万円~6万円
- 2位 4万円〜5万円
- 3位 6万円〜7万円
ランドセルは年々価格が上昇しています。
小学校に上がる1年前からランドセルの購入を促すインターネットの情報や店舗などでのランドセルの陳列などをみると『早急に用意しないと駄目なのか?』と焦ってしまうかもしれませんが、まずは一度落ち着いてインターネットで情報を得てから店舗で商品を見るという流れが一番かと思います。
安くない買い物になるので、是非今回の記事を参考にして頂ければ幸いです。